コラム ●「繁盛していないお店が続く理由 」
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●「繁盛していないお店が続く理由 」
食べログ等で、圧倒的な低評価をもらい、
行ったお客さんの不評と、行ったお客さんの
「お客さんも全然いな〜い」との声が多数あるにも
かかわらずに、2年くらい続いているお店が
実際にあり、質問を受けました。
「なんで、こういったお店が続くの?」
答えは、シンプルに「お金がある」からです。
この手のお店は、日々、月々、間違いなく赤字の
垂れ流しでしょう。だから儲かってはいません。
でも、現金はあるのです。
現金がある理由として、
1、投資としてお金を集めてキャッシュが追加、
プールされているので、それが尽きるまで、
流入が止まるまで延命されます。
儲かってないのに、多店舗展開できるお店の
パターンと同じです。お金ありきだから。
お店を出すことは誰でもできる、お店を出すこと
自体はお金があるかないかだけなので、
とりたてて凄いことではないことだから。
2、儲けることをメインの目的としていないから。
趣味であったり、広告等別の目的があったりするから。
お店を出すだけなら、500万円くらいから可能です。
今回のサンプルになっている店舗で25坪くらいの
お店ですから、居抜きで手直しすれば、1000万円予算でも
充分出店可能です。(そこそこ立派に作っても2000万円)
ランニングコストも家賃50万円として、
人件費5人体制で手厚い人材配置にしても、
1日1人1万円見当で5万円/日。1か月で125万円/月(25営業日)。
固定費的な雑費25万円とおいて、
月の運転資金(固定費)200万円です。
月の売上「0円」の場合です。
年間で2400万円ですね。売上0円で。
だから、新聞広告、雑誌広告、TV広告等、広告で
1000〜2000万円くらいの予算を考えているような会社が
あれば、店舗も1つの候補になるのです。
(店舗を期間限定で持つというのも選択肢です)
店舗で売上0円なら、広告の意味すらありませんが、
1日20人のお客さんしか来ないお店でも、1カ月述べ500人、
年間6000人くらいの人の出入りがあります。
カフェやラーメン屋みたいな安いお店なら、
もっと多くの人の出入りがあります。
(1日100人くらいなら、年間3万人)
単なる一瞬の広告より、滞在時間中接する「空間」ですので
インパクトとしては普通の広告よりありますし、
場合によっては、他のマスコミが無料で取材をして
さらなるPRをしてくれます。
切り口を変えた広告であり、副産物的なものを
生み出す可能性ある広告でもあります。
また、そんなに固く考えなくても、
世の中、1000〜2000万円なら儲かっている会社にとって
「経費として」自分たちのスペースを持ちたいとか、
社長の趣味としてみたいなケースだって十分ありますし、
そんな話を実際に見てきました。
お店が始まれば、さすがに売上0円ということは
ありませんから、箱(お店)のサイズによって
上限リスクが、ある程度読めて、
タイムリーに状況は把握できることと思います。
お店には、いろいろな目的があったりするものなのです。
(といっても、こういうお店は最終的には無くなる
運命だと思いますが・・・)
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●僕のお仕事は、飲食プロデューサー・コンサル。
「ド素人OLが飲食店を開業しちゃダメですか?」
<クロスメディアパブリッシング>
「ランチは儲からない、飲み放題は儲かる」<講談社>
「とりあえず生が儲かる理由」<講談社>の著者です。
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この記事に対するコメント
ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします!!